RA-2 自走多連装ロケット砲 フラン




概要
RA-2 自走多連装ロケット砲 フランとはレヴィエル・ミリタリー・インダストリーズ社(以下RMI社)が開発、製造している
多連装ロケット砲である。

愛称の「フラン」はレゴリス首長国連邦でも有名な童話の一つである「ノスフェラート姉妹」の2人の主人公の内の一人、
フラン・ノスフェラートに由来する。

仕様(RA-2E)

全長

36ポッチ(操縦席部分の防盾を含めると38ポッチ)

全幅

10ポッチ(操縦席部分の防盾を含めると11ポッチ)

全高

約11ブロック

エンジン

ハスカーモフ社製 W24気筒ディーゼルエンジン 1基

最高速度

60km/h

航続距離

600km

渡渉深度

約2ブロック程度

乗員

2名

搭載兵器

2ポッチ8連装ロケット発射機


仕様(ロケット弾)

直径

2ポッチ
(2R11K1・2R11K2は4ポッチ)       

全長

19ブロック
(2R11K1・2R11K2は7ブロック)

重量

2R11K1・2R11K2 3,010kg
2R11K3 2,501kg
2R11K4 2,710kg
2R11K5 2,880kg

弾頭重量

250〜1000kg

弾頭種類

対人クラスター弾頭
対装甲クラスター弾頭
クラスター弾頭(対戦車地雷散布型)
成形炸薬弾頭
破砕性弾頭
サーモバリック弾頭

射程

20〜120km

開発経緯

1970年代中頃、レゴリス首長国連邦陸軍は約40年前に開発されたRA-1 自走多連装ロケット砲 レミーリャを騙し騙し
運用していたが老朽化、射程の短さ等が問題となり後継車両を開発する必要が出てきた。

そこでU.R.E.陸軍は当時軍需需要を独占していたRMI社に開発を依頼、RMI社は快諾した。
その後開発は順調に進む・・・・かと思われたがそうではなかった。

そう、U.R.E.陸軍が無茶な要求をしてきたのだ。
その内容は以下のものである。

1,車体は現在運用されているRA-1 自走多連装ロケット砲 レミーリャと同じZAM-55中型6輪トラックを使用すること。
2,ロケット砲の射程は60km以上、それ以下は認めない。
3,開発終了年月を1974年12月までとする。

この無茶ぶり、特に1に関しては射程60kmのロケットを積むにはZAM-55中型6輪トラックは小さすぎた事もあり、
RMI社は無理だと返答した。

だがU.R.E.陸軍から帰ってきた返答は「要求通りやれ。やらなければ・・・・・分かっているよな?」というものであった。

この返答に戦々恐々としたRMI社は早急に要求を取り入れ、開発を開始。
1974年には予定通り完成、開発が終了し、翌年1975年には量産が開始された。

だが、某陸軍元帥がこれを見てこうぼやいた。

「火力が少ない」と。

そのぼやきの結果改良が施されることとなり、設計を大幅に変えたE型が開発される結果となった。

特徴

車体

車体はA〜D型まではRA-1 自走多連装ロケット砲と同じレゴリス重工業製のZAM-55中型6輪トラックを使用していたが、
E型〜O型ではZAM-495大型12輪トラックを使用している。

また、現在開発中であるP型はZAM-495を改造したZAM-495-10大型12輪トラックを使用する模様だ。


↑ZAM-495大型12輪トラック
。元々は空港用化学消防車などの民間用車両として開発されていたが、軍用車両にも指揮車等に幅広く使われている。

ロケット砲

A〜D型には4ポッチロケット弾2連発発射機3K90-1が、
E型〜O型では2ポッチロケット弾8連発発射機4K95-5が採用されている。

特に4K95-5は現在各国で運用されているロケット砲の中では一番大きく、
また火力も1門だけでビル数個を崩壊させる程凄まじいため一部の国から脅威視されている。

また現在開発中であるP型には4K95-5の改良型である4K95-10が採用されている。
これは8連装であったロケット弾発射機を12連装にしたもので、この改良によって更なる火力の増強を図っているものと考えられている。


↑フランご自慢の2ポッチロケット弾8連発発射機4K95-5。
射程もまた凄まじく最大120kmというおかしな数字を叩き出している。

バリエーション

RA-2 自走多連装ロケット砲 フランは主にA〜D型とE型〜O型、そして現在開発中のP型に大別される。

A〜D型

初期に開発されたバリエーション。
U.R.E.陸軍の無茶な要求に文字通り無理やり応えたため故障等が多く、現場の評価がすこぶる不評だった。
そして期待の新星E型が開発されると即時に置き換えられ退役した可哀想な子。

その特徴として直径4ポッチのロケット弾が挙げられる。
これは小型の長射程ロケット弾を開発できなかったRMI社が短距離弾道ミサイルのパーツを流用したためで、
あまりにも大きすぎ、A〜D型に採用されたZAM-55中型6輪トラックには2発しか載せられず、
またロケット弾が大型だったため装填がかなり面倒だったため現場ではかなり不評であった。

E〜O型

A〜D型の運用記録などを元にし、1から設計し直した改良型。
改良点はロケット弾を直径4ポッチのものから直径2ポッチのものに交換、
搭載車両の変更等様々な改良が施され、最早別物と言っても過言ではない。

現在運用されている多くの車両はE型で、フランE(EXフランとも)の愛称で親しまれている。


↑移動中のフランE。操縦席部分の防盾が外されていることが分かる。

P型

E型をベースに更なる改良を加えた最新型。現在開発中の為分かることは少ないが、
・ZAM-495-10大型12輪トラックが搭載車両である。
・ロケット砲は2ポッチロケット弾12連発発射機4K95-10に換装。
と以上の事が現在判明している。

なお、開発コードネームは「Phantasm」である。

運用

基本一個師団辺り64両のフランが配備されており、作戦時の火力支援等によく使われる。
その火力は凄まじく、「1個大隊(=32両)居れば1個師団は余裕で殲滅できる。」と言われている。


↑発射体制に入ったフランE。2ポッチロケット弾が発射されたら敵は一巻の終わりだろう。

TOPに戻る