それから約700年あまりが過ぎた現在、幾多もの危機を乗り越えたレゴリス首長国連邦は世界有数の資源大国として名を馳せ、
大国の一国に名を連ねるまでに成長した。
(詳細は
レゴリス首長国連邦の歴史年表を参照)
政治
大統領カミッロ・アプレーア(左)と
首相ウラジーミル・ベーチン(右)
国家元首は、形式的には大連邦の宗主国の国家元首たる国王陛下もしくは女王陛下が勤めていらっしゃるが、
国王陛下もしくは女王陛下はご多忙のため、大統領がこの代理を勤める。
国家元首の代理たる大統領は行政の中心として強い指導力を発揮する。大統領は、首相を含む政府の要職の指名権並びに任命権と、
議会の同意を得ないで政令(大統領令)を発布する権限を持ち、軍隊と国家安全保障会議の長を兼ねる。任期は6年
現在の大統領はカミッロ・アプレーア
レゴリス首長国連邦政府の首長たる首相には、連邦政府の基本指針の決定や副首相と各大臣を任命し、
大統領に承認を得るなどの職務がある。
現在の首相はウラジーミル・ベーチン
連邦議会
連邦の立法権はレゴリス首長国連邦議会が保有する。二院制で、各連邦構成主体の行政府並びに立法府の代表一人ずつからで構成される
上院に相当する連邦院(定員160名)と、下院に相当する国家院(定員450名)からなる。
下院議員は任期4年で、小選挙区制と比例代表制により半数ずつ選出される仕組みである。
主要政党一覧
政党名 |
連邦院議員数 |
国家院議員数 |
統一レゴリス |
98人 |
315人 |
レゴリス保守党 |
26人 |
57人 |
レゴリス共産党 |
20人 |
40人 |
公正レゴリス |
16人 |
38人 |
地理
北は
アリア連邦、南と西には
レゴシティ合衆国、南には
ルシアン連邦、東には
レゴランド国と接している。
レゴリス首長国連邦は約2万前後の島によって構成されているが、その為排他的経済水域も大きく、それによる資源採掘等が活発である。
首長国・州
レゴリス首長国連邦全体図
現在レゴリス首長国連邦には計5個の首長国があり、それぞれが独自の首長と行政府、立法府を持っている。
他にも各首長国の領域内には州が存在しており、地方分権の象徴となっている。現在の州の数は69個。
また、州の首長である知事は民選ではなく、大統領が任命する。
レゴリス首長国
国旗
レゴリス首長国連邦の中枢国家。経済面ではあまり強くないものの、シヴァ帝国時代から続く由緒正しいレゴリス首長国連邦の首都である
レゴリスアイリスを保持している事から首長国連邦内の影響力が凄まじい。
産業面では特にこれといった物は無い。また、首都レゴリスアイリス周辺には何十個にも及ぶ要塞都市が建設されており、
有事の際には要塞化しレゴリスアイリスを守る盾となる事となっている。
軍事面では首都レゴリスアイリスに各軍の司令部が置かれている他、レゴリス随一の規模を誇るレゴリス中央軍港が置かれている。
国旗
ハイネセル首長国
レゴリス首長国連邦のもう一つの中枢国家。準首都であるブリアンジュに証券取引所などが置かれている事から
U.R.E.の経済の中心と言われており、経済面において大変な影響力を保持している。
産業面では造船業が盛んな他、近年では資源加工も盛んになりつつある。
軍事面ではレゴリス最大の規模の空軍基地であるブリアンジュ空軍基地やレゴリス第2の軍港であるブリアンジュ軍港がある。
近年では旧ブルーコスモス帝国の領土を編入しており、その編入された領土で独立運動が盛んになっている事から治安が悪化している。
国旗
スリューフン首長国
レゴリス首長国連邦構成国の一つ。構成国の中では一番自然が保持されており、歴史的建造物も数多く存在する事から観光業が盛んである。
首都ジョゼフ・スリューフンでは景観保持のため建物の高度制限が掛けられている。
国旗
アグンセラ首長国
レゴリス首長国連邦構成国の一つ。世界でも有数の産出量を誇るウラン鉱山、ぺステントゥ鉱山があることで有名。
この首長国もハイネセル首長国と同じく旧ユリシーズ連邦の領土を編入したため、
その編入された領土で独立運動が盛んにはなっているものの、治安が悪化するほどではない。
国旗
リューゲン首長国
レゴリス首長国連邦の中枢国家の一つ。旧リューゲン連邦をそのままレゴリス首長国連邦に編入した国で、他の首長国連邦構成国とは文化などの面で一線を画している。
経済面ではハイネセル首長国には及ばないものの、資源面においてはレゴリス首長国連邦の石油産出量の40%を誇る
ボンバー油田がある他、ガス田など資源が豊富である。
軍事面では大小様々な軍港が置かれている他、USLCなどの国境付近に大規模な要塞である「リューゲンの壁」が建設中である。
経済
レゴリス首長国連邦は世界でも裕福な国家の一つである。他の先進国と同様、経済の中心はサービス業で、国民の4分の3が従事している。
また、先進国の中では珍しく、伐木搬出業や石油工業なども盛んである。製造業、特に造船産業などもハイネセル首長国のブリアンジュ州を中心に盛んであり、
レゴリス首長国連邦の経済に大きな役割を果たしている。
通貨
レゴリス首長国連邦では通貨としてレゴリスフランが使用されている。また通貨の補助単位としてレミーリャが使われている。
通貨は中央銀行たるレゴリス中央銀行から発行される。
なお、通貨の名称の由来は、我が国の有名な童話の1つである「ノスフェラート姉妹」に登場する2人の主人公である吸血鬼の姉妹の名前である。
軍事
レゴリス首長国連邦軍は陸軍・海軍・空軍・空挺軍・戦略ミサイル軍・宇宙軍の6軍で構成されている。
陸軍旗
規模 |
60個歩兵師団
30個機甲師団
14個航空師団 |
人員 |
115万人 |
レゴリス首長国連邦陸軍
レゴリス首長国連邦陸軍は
T-10主力戦車
ホワイトロック等を主戦力としているが、
装備の更新等が遅れており、早急な対策が必要とされている。
レゴリス首長国連邦海軍
軍艦旗
レゴリス首長国連邦海軍は89隻もある原子力空母を主力とした70個艦隊によって構成されているが、
陸軍と同じく装備の更新が遅れており、現在急ピッチで装備の更新を急がせている。
レゴリス首長国連邦空軍
空軍旗
レゴリス首長国連邦空軍は
Re-3多用途戦闘機
スワロー等を主戦力としている。
また、運用している戦闘機の種類が多く、現在計4機種(開発中の機体を含めれば5機種)を運用している事から整備士を泣かせる事でも有名である。
レゴリス首長国連邦空挺軍
空挺軍旗
レゴリス首長国連邦空挺軍は今年陸軍より独立したばかりの軍で比較的旧式な装備を保有しているものの、
BTD-1空挺戦車
ナイトバグなど最新の装備に更新が進められている。
レゴリス首長国連邦戦略ミサイル軍
軍旗
レゴリス首長国連邦戦略ミサイル軍は戦略ミサイルの運用・核抑止を任務とする軍で、核弾頭を24発積んだ「MBPR-1大陸間弾道ミサイル
グングニル」を380発保有している他、移動式大陸間弾道ミサイルを開発している。
レゴリス首長国連邦宇宙軍
宇宙軍旗
レゴリス首長国連邦宇宙軍は世界でも確認できる限り最大の規模を誇る軍で、30個もの宇宙艦隊の他、月に大小50個の月面基地を保有していたり、地球周回軌道と地球と火星の間に超大型の宇宙要塞を2個保有している。